紙芝居は人と人とのやりとりです。魅力はやはり“ライブ感”。

演劇少女だったわたしが

まさか紙芝居をすることになるなんて

と、いまだにふと思うときがあります。

芝居で食えたらいいなぁと思っていた20代半ば

しかし、この世界は甘くない。

毎日毎日バイトバイト

そして、劇団の稽古とノルマでアップアップ。

それでも芝居は続けたい。

だけど、お金は無くなるばかり…

どうしたらいいんだ。このままでは飢え死にしてしまう…

とうとう、生活苦になり、実家に逃げ帰ったとき

押し入れを開けると そこには

母親の使っていた紙芝居道具がそのまま一式

綺麗に置いてあったのです。

「・・・わたしも 紙芝居やろうかな」と、わたし。

「・・・いいんじゃない?」と、母。

こうして、二代目紙芝居屋を継ぎました。

いまは、演劇と同じくらい紙芝居も大好きです。

わたしが紙芝居屋になった経緯は

まだまだ書きたい事がありますが

それは徐々に書いてゆきたいと思います。

(母のことは「プロフィール」に詳しく書いてあります)